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独り言(ひとりごと)とは、会話の対象とするものが存在しないにもかかわらず、発声を伴う言語を口にすることである。一人言とも表記し、独語(どくご)ともいう。

 

概要

健康な成人にもしばしば見られるが、認知症統合失調症な どの妄想性疾患では特に顕著な症状である。 ひとりごと自体は全く無関係な他者の観点からは異質性を醸し出す嫌悪の姿に他ならない。しかし独り言を呟く人間が全て異常という観点も誤りである。人間は 強烈な精神的衝撃を受けた場合、必ず自己の主観を取り戻そうとする為に、様々な逃避、代謝行動を行う。この行動内容は多岐に渡り、誰に伝聞の結果を求める でもない言語を呟く事(自己の立ち位置が現実であると自我による認識を再確認する為)により、自身を保とうとする行動も例に含まれる。ごく一部の明らかな 精神疾患に基づく行動(奇声、大声)はともかく、一般の日常生活を送る人間は、上記の呟き等の行為を行う事によって、様々なショックから立ち直ろうとする のが平均とされる。

 

関連項目

  • 羽-hane- - 日本の歌手、KOTOKOのメジャーデビューアルバムのタイトル。8曲目に『ひとりごと』という楽曲が収録されている。

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不安(ふあん)とは、心配に思ったり、恐怖を感じたりすること。または恐怖とも期待ともつかない、何か漠然として気味の悪い心的状態である。

 

日常における例

何かをするときに「成功しないのでは」「自信がない」というときに思う。

  • 明日の取引は成功するだろうか。
  • 明後日の試合で勝てるだろうか。
  • スピーチをうまくできるだろうか。

他に病気のときなど、身体に異常のあるときなどに考えやすい。 高熱を出したりすると死ぬのではなどと想像するのも不安に思っている状態である。

 

症状における不安

パニック障害になっていると、精神的な問題で呼吸がしにくくなったり、ゆれている感じがしたりするため、「死ぬのでは」「次は大丈夫だろうか」というような不安に襲われる。これは、精神疾患として扱うため、薬物により、治療する方法が進められているが、なかなか難しい。

 

不安と抑圧

いわゆる精神分析において、神経症ノイローゼ)を発症するメカニズムが不安と抑圧の関連にあるとされている。精神分析の祖であるフロイト(Sigmund Freud, 1856-1939)は神経症患者の臨床から、生殖行為の障害により神経症が発症することをつきとめ、その際不安がその性欲の抑圧に何らかの影響を与えて いると仮定した。<抑圧>とは性欲の表出を妨げる機能障害であり、そしてそのような欲動がさらけ出されることにより社会的な適応が妨げられることを防ぐ防 衛機制でもある。

フロイト自身のその両者の関係についての仮定は前期・後期とで大きな違いがある。前期においてはもっぱら性欲リビドー)を一種の生命力(エネルギー)と捉え、生殖行為が何らかの事情・理由で正常になされなかった場合、その際消費されるはずであった性欲が解消されることなく無意識の 内に蓄えられ、そのような充足されず変質させられたエネルギーが<不安>として表出されるというものであった。前期の方向性は科学・生理学的性格が強く、 またこのような性欲についてのエネルギー転換・代償行動をフロイトが「経済的」と呼ぶのも、不安をこれらのエネルギー転換の際の等価である交換物とみなし ているからである。

後に彼は自らの説を修正し、「抑圧が不安を引き起こす」を、「不安が抑圧を引き起こす」と捉えなおした。後期においては「社会的な禁令」(タブー) や「禁令を命じるもの」(超自我)といった新たな要素が関わっている。それによると、我々の言う「良心」や「理性」といったものは、我々の社会生活上にお いて不適当と想定されている人間の欲動(主に性欲)の表出を抑えるため、我々自身の内に内在化された社会的な禁令であり、それが<超自我>と呼ばれてい る。我々が上記のような欲動に駆られた際、それを抑えようとする超自我との葛藤(コンフリクト)を恐れ、この葛藤を解消するために不安という「危険信号」 を自我が発することにより欲動が挫折させられるという。このように不安が自我の発する「心的状態」として捉えなおされたことにより、前期に比べてより心理 学的性格が強くなったと言えよう。

 

哲学と不安

主に実存哲学(独)及び実存主義(仏)において取り上げられることが多い。先駆的著作としてキルケゴール(Sølen Kierkegaard, 1813-1855)の著作『不安の概念』が あり、彼は著作中に不安について「反感的共感であり、共感的反感である」とし、不安とは「恐れているものに心惹かれている」ことであると表現している。彼 はキリスト教的思想家であるため、不安は人間の罪とともに現れ、そしてその罪がまた新たな不安を引き起こすとし、最終的にはキリスト教の神への信仰へと向 かうその時の人間の心的状態であるという。彼は「不安の研究」を「人間の罪における心的状態の心理学的研究」であるとし、無垢であるはずの人間が罪を犯す こと、そして罪を背負った人間が神の救済に対すること、それら両者の前者から後者へと移行する際の心的状態・中間段階が不安である。

 

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