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変性意識状態(へんせいいしきじょうたい、英: Altered state of consciousness)とは日常的な意識状態、睡眠状態以外の意識状態を指す、チャールズ・タートの造語である。
変性意識状態は「宇宙」との一体感、全知全能感、強い至福感などを伴い、この体験は時に人の世界観を一変させるほどの強烈なものと言われる。
その体験は精神や肉体が極限まで追い込まれた状態、瞑想や薬物の使用などによってもたらされるとされる。
薬物の摂取による陶酔状態も「変性意識状態」のそれに近いと思われるが、この場合の薬物はLSDやフェネチルアミン類などの幻覚剤、 ペヨーテ、大麻、サルビア、マジックマッシュルーム、アヤワスカ、ダチュラなどの幻覚植物、アヘン類などのオピオイド、アルコールやその他の精神作用薬物が用いられる。
また、躁病や双極性障害における躁病相、統合失調症における陽性症状、痴呆性疾患、大麻精神病や人格障害など精神疾患とも共通点が見られる。
古来より、悟りや神の啓示などを体験した宗教家は変性意識の体験者であると言える。この意識は白昼夢や幻覚の一種であるとの指摘もあるが、神秘主義者は日常的な意識の方こそ幻覚なのであり、変性意識状態こそ真実の体験なのであると主張する。
臨床心理の中では精神障害の一種とする見方がある一方、トランスパーソナル心理学ではこれを人間に肯定的な効果をもたらすものとして研究する。
関連項目
- アルタード・ステーツ/未知への挑戦:ジョン・C・リリーの感覚遮断実験下での変性意識状態をモデルにした映画
- ニューエイジ・ムーヴメント
- ヒッピー文化
- カウンター・カルチャー
- オルタナティブ
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