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熱狂(ねっきょう)とは、人間の心理のうち、何らかの対象に強烈に関心を示し、そのありように感情をあらわに反応すること。他のことを差し置いても対象に熱心に反応するさまをあらわす。

 

概要

熱狂は、人間の心の働きのうちでも特に激しいもののひとつであり、対象への反応が狂気に等しいほどであるとしてこのように表現される。特に対象に好意的で、それに熱中興奮している状態のことで、しばしば熱狂する者は他の事柄に対しては無関心関心を示さなくなる)である。こと所定の事柄に熱狂している状態が継続している者はマニアと呼ばれる。

熱狂は人間の精神において、その対象に強い関心を抱いている状態であり、その多くでは一過性である。例えばスポーツの観戦や音楽のライブに熱狂状態にあるものも、それらイベントが終了すれば平静に戻る。ただ熱狂状態にある者はしばしばその興奮状態から理性を欠き、常識的には考え及ばないような行動に出ることもある。フーリガンによる暴動やライブ中の群集事故など、熱狂状態にある集団が起こす事件もそう珍しいことではない。

熱狂は特に集団で所定の事物に反応している場合に、周囲の反応に同調して更に反応が強くなる傾向も見出される。前出のスポーツ観戦や音楽鑑賞でも、一人でテレビなどを介して映像として見るよりも、その映像を同時に多人数で見る場合、更にはそれらイベント開催会場で会場を埋め尽くす観客の一人としてみる場合と、熱狂しやすさには明らかに差がある。

 

熱狂と群集

熱狂はしばしば同じ体験を共有する集団で発生しうるが、これは価値観個人の持つ様々な属性を超えて同調させる性質を持つ。こういった性質は古来より政治のための舞台装置としても利用され、古代ローマコロッセオコロシアムの語源)などは熱狂を共有することで民衆の心をまとめあげるための方策として機能した。コロッセオでは日常では忌避される殺人までもを競技として見世物とし、これに観客は熱狂した。

人間はしばしば自分の属する社会やグループの価値観や属性の相違から他の社会やグループと衝突を起こし、規模によっては戦争のような極大な争いにまで発展することもあるが、上に述べたとおり熱狂はしばしばそういった価値観や属性を抜きにして体験を共有させる性質があり、21世紀の現代ではスポーツや音楽や演劇などの芸術ないし芸能といった分野で、様々な熱狂現象を見出すことが可能で、この中では国家や地域・人種といった属性などを越えた交流なども見ることができる。

 

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