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嫉妬(しっと、envy)とは、自分と異なるものや、自分から見て良く見えるもの、自分が欲しい(欲しかった)ものなどを持っている相手を快く思わない感情。妬み(ねたみ)、嫉み(そねみ)、ヤキモチ、動詞化して「妬(や)く」、などともいう。
男女間の愛憎について用いられる場合は、ある人の愛情が自分以外の誰かに向けられることを憎む感情を示す(jealousy/ジェラシー)。
嫉妬状態にある人の特徴
- 下に見える人(もの)を見て悦に入る
- 上に見える人(もの)を見て反感を抱く
上に見えるものへの反感が向上心と結びついた場合はもはや嫉妬と呼ばれないことが多い。
嫉妬についての考察
- インターネット上の2ちゃんねるなど21世紀初頭に始まる匿名掲示板における誹謗中傷の 氾濫は、現社会で鬱屈している嫉妬心の表出であるとする見方がある。嫉妬に基づく行動は一般に好ましくないものとされるため、現実社会では丸めた形で現れ ることが多いが、匿名社会においては剥き出しのままぶつけられるとされる。芸能人やスポーツ選手など公人のファンサイトの掲示板でも交際相手に対する誹謗 中傷が起こりやすい。
- 嫉妬という感情を覚えはじめるのは思春期である。この時期は「まわりから愛されたい」という気持ちが爆発する。よって、スポーツ万能で周りからちやほやされている人などをみて、「気に食わない」(=嫉妬)という感情が生まれる。
- 人間以外の動物にも「嫉妬」の感情は存在する。複数のペットを飼っていて、特定の個体だけを可愛がったりするとその個体へ嫌がらせをしたり、部屋をわざと散らかしたりすることもある。
著名人の発言
- 劇作家山崎正和は筑紫哲也との対談集『若者たちの大神』のなかで「大衆社会で 一番怖いのは、平等化からくるねたみだと思う。ねたみというのはね、上下の差が小さくなったときに起きるものです。それに、ねたみはいわゆる公の憤りと非 常にくっきりとした違いをもっていますね。これは、たとえ自分のほうに落ち度があると知っていても起こる感情なんです。しかも、これは、ほうっておくと無 限に自己増殖するんですね。大衆社会が退廃していく最初のきっかけはねたみなんです。この感情だけは、どうしたらいいのか私には分かりません」と残してい る。
- 小池百合子は「永田町は嫉妬の世界で、日本では政治家の大多数が男性という観点から、嫉妬は女偏ではなく男偏にすべきですね」と発言している[1]。
- 斎藤美奈子の著書『文壇アイドル論』(2002年、岩波書店)によれば、1980年代以降において、「ねたみ・そねみ・しっとを解放」したのが林真理子の「功績」のひとつ、なのだという。
- パリス・ヒルトンは「嫉妬するということは、相手より自分が下であると認めてしまうこと」[2]「嫉妬というのは邪悪な感情。神様は優しい心の人にカルマを与えるの。私は1度も嫉妬したことがないわ」と発言している[3]。
関連項目
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